長年、乳酸菌生産物質と取り組んできた私達は、これからの健康産業企業の責任として、製造する上での衛生管理の充実、そして原材料へのこだわりを形にしていきたいと考えています。
昨今「食の安全性」については、世間の関心は高まる一方です。自分の口に入る健康食品が、何を材料にどのような工程で作られているのか。疑問に思っても実際にそれを調べる伝を、消費者は持てないのです。
だからこそ私達は、それらを明確にし、安心して摂っていただける食品を世に出すためにはどうしたら良いかを考えました。
乳酸菌発酵ブドウの故郷はここ山梨県甲州市です。研究の結果、数あるブドウの種類から突出した活性を表したのが甲州ブドウでした。 甲州乳酸菌発酵所は塩山駅より車で5分ほどの所にある甲州熊野神社境内に設立されました。大同2年(807)に紀州の熊野より勧請され、古来より熊野大権現と呼ばれて、周辺の人々の尊崇を受けてきた熊野神社の景観を損なわない様、平屋の日本家屋風の建物で2016年5月に完成しました。今までは甲州のワイン工場よりワインを絞った後の種と皮をすぐに冷凍し、その後、九州開発研究所まで運んでいましたが、甲州乳酸菌発酵所の完成によって運送の手間と保存期間の短縮をすることができるようになりました。
工場設備は最新鋭の機材を揃え、エビデンスに裏付けされた乳酸菌発酵ブドウが作られています。乳酸菌発酵ブドウは抗アレルギー組成物、メタボリックシンドローム改善組成物、ブドウ乳酸菌発酵物の製造方法に続いてヒアルロニダーゼ活性阻害剤として4つ目の特許を取得しています。
私達は乳酸菌発酵の会社として、この甲州の地がこれからの乳酸菌発酵の聖地となるべく地域の皆様と手を取り合って地元の発展に協力できる会社作りを目指しています。